ここ数日、三ヶ日高校の子供達は(正確には、先生達も)大騒ぎでした。
作ったこともない、見たこともなかった「みかん料理」と悪戦苦闘。
しかも、家庭料理の約100倍の食数を作って売るわけですから、ほぼ誰も経験したことのない未体験ゾーンな訳です。
今朝は、お天気も良く、絶好の日和。
卒業生たちや中学校の子供達、町内の方だけでなく、町外からも多くのお客様がどっと繰り出した「三ヶ日グルメ甲子園」でした。
スマッペの蒔いた種が、こんな形で実現してゆくのは、嬉しいことです。
子供達は、ざっと数えたら3,000食弱くらいを作り、売ったことになります。10:00~13:30の数時間の勝負です。
すぐに売り切れたメニュー、最後は叩き売りのメニューとやはり「商売」は厳しいです(笑)。
この体験の中から、子供達が何を感じて、更には何を学ぶか、臨時家庭科教師&プロモーターを仰せつかった中村としては、楽しみにしています。
来年のことを、すでに先生達は話しています。
卒業生は帰ってくるだろうし、今の二年生は三年になって新たな挑戦に挑むだろう…と。
こういう波のように続いて行く挑戦こそが、地域の担い手のDNAになってゆくのだろうと、密かに期待しています。
しかし、楽しい半日でした。
来てくれたスマッペメンバー、料理の味はどうでしたか?(爆)
2010年6月5日
by 中村 健二